ワインよりも、日本酒!利き酒大会に見た根強い人気とは?

銀座で行われた一都三県蔵元交流会という、所謂、利き酒大会に行ってきた。東京・千葉・神奈川・山梨の酒蔵がたくさん集まっての開催だ。日中は業者向け、夕方からは一般向け開催と2部構成。私は昼間は無理なので夕方の部を覗くことにした。
会場には40件くらいの酒蔵がずらり。受付でお猪口を受け取った来場者がぞろぞろ。これはとてもゆっくりと試飲ができる状態ではない勢いだ。
日本酒ブームは遠に去りし…と、思いきや、そうでもないのか?この人数は。確かに500円で飲み放題的なイベントと考えれば、大勢の酒好きが集まって然りだが、昨今のワインブーム、焼酎ブームに押され気味の日本酒であるだけに、驚きも大きかった。
仕事上の調査で入場した私にはうれしいばかりだ。そもそも会場はビルの2階にあるホール。入口を入ると、まず千葉県の酒蔵が12件くらい縦に並んでいて、人の列が三重くらいに重なって大盛況ぶりを見せていた。その突当りが東京、山梨、神奈川と並んでいるのだが、入口からでは人が多すぎてよくわからない状況だったので、千葉のお酒から順に見て回ることにした。

さて、日本酒の味と! 来場者たちの様子は・・・

千葉の山間部はいい水が噴射するので有名だが、飲んでみると、その水は中々個性的な味わいがある。千葉のお酒を飲んで、ふと水の個性を思い出すほど、この地の酒は土着的というのか、昔から変わっていないのだろうなと強く感じるほど、個性的で、いにしえを感じさせるものだった。各蔵それぞれ、個性的であることが不思議な気がした。

これに似た感覚を盛岡の方へ行った時にも感じたな…、と、忘れていた記憶を思い出させてくれるほど、衝撃的なものだった。

それに比べて東京の酒は、品のいい味わいのものが多い。中に、一件、旨いのひと言というものにも出会えた。

つづいて、神奈川だが、癖のない一般的にいう、美味しい酒が多いのに驚いた。神奈川の酒は、実はあまりよく知らない方も多いように思うが、そういう方にはぜひ飲んでいただきたい。比較的に全般が美味しいのだ。

最後は、山梨だ。すっきりした、さらっとした酒が多く、現代的な味と言えば語弊があろうか。若い方にも好む方が多いかもしれない。

それにしても、蔵でそれぞれ味が違うのは当然と思うだろうが、ここまで地域の特色があるのには驚いたし、楽しみが増えたと思う。

来場者の年齢は概ね年配者が多いのだが、20代30代と思われる、単なる酒好きっぽい若者たちもいて、中々の講釈をたれながら次々に酒をあおる光景も垣間見られた。

今、お酒の調査中なのは、来年早々に、その内容を発表できると思うが、ある仕事のためである。

そうしたお酒の仕事に向かう私には、酒蔵が好意で出してくれるつまみを頬張りつつ、お猪口を差し出す来場者たちの姿が、何よりも多くの励みを与えてくれた。そしてみんなの笑顔が、やっぱり日本人なら日本酒だよと、言っているように感じて、酔っぱらいって、いいなぁ。と、不思議な気持ちになりました。

千葉の山間部はいい水が噴射するので有名だが、飲んでみると、その水は中々個性的な味わいがある。千葉のお酒を飲んで、ふと水の個性を思い出すほど、この地の酒は土着的というのか、昔から変わっていないのだろうなと強く感じるほど、個性的で、いにしえを感じさせるものだった。各蔵それぞれ、個性的であることが不思議な気がした。

これに似た感覚を盛岡の方へ行った時にも感じたな…、と、忘れていた記憶を思い出させてくれるほど、衝撃的なものだった。

それに比べて東京の酒は、品のいい味わいのものが多い。中に、一件、旨いのひと言というものにも出会えた。

つづいて、神奈川だが、癖のない一般的にいう、美味しい酒が多いのに驚いた。神奈川の酒は、実はあまりよく知らない方も多いように思うが、そういう方にはぜひ飲んでいただきたい。比較的に全般が美味しいのだ。

最後は、山梨だ。すっきりした、さらっとした酒が多く、現代的な味と言えば語弊があろうか。若い方にも好む方が多いかもしれない。

それにしても、蔵でそれぞれ味が違うのは当然と思うだろうが、ここまで地域の特色があるのには驚いたし、楽しみが増えたと思う。

来場者の年齢は概ね年配者が多いのだが、20代30代と思われる、単なる酒好きっぽい若者たちもいて、中々の講釈をたれながら次々に酒をあおる光景も垣間見られた。

今、お酒の調査中なのは、来年早々に、その内容を発表できると思うが、ある仕事のためである。

そうしたお酒の仕事に向かう私には、酒蔵が好意で出してくれるつまみを頬張りつつ、お猪口を差し出す来場者たちの姿が、何よりも多くの励みを与えてくれた。そしてみんなの笑顔が、やっぱり日本人なら日本酒だよと、言っているように感じて、酔っぱらいって、いいなぁ。と、不思議な気持ちになりました。

cnobu
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  • ルラックのクリエイティブmission blog 著者の 株式会社ルラック 代表取締役 紀中しのぶ です。
    どんどん大きな社会問題が浮上していく中で、クリエイター集団の「私たちにできること」をアイディアとして考えていく「仕事のアイディア」では、いくつかのビジネスプランニングが生まれています。デザイン力・企画力・技術力・長年培ってきたノウハウを、この小さい会社の経営者が全ての方に向けて公開していきます。
    「 しのぶ奇譚」では、私自身の体験談を記載していきます。七転八倒しながらアップダウンの大きな人生を歩んできました。この生き方が、誰かのヒントになったり、怖い体験では、ハラハラしたりと、少しでもサイトを楽しんでいただけたらと思っています。
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