自らの力を信じて。地震後の下町より 私のまわりの奇譚・怪談

自らの力を信じて。地震後の下町より

幼いころ祖母から関東大震災の時の体験話を聞いた。当時は車も通らないから、揺れを感じた時に通りのど真ん中に立って目を伏せ、顔を覆っていたそうだ。ほんのちょっとの間が過ぎて、ふと見上げると屋根は落ち、まわり中がペッチャンコだったそうだ。 関東以北を襲った昨日の地震は、それに比べると長かったように思う。ど…
地産地消の取材を終えて デザイン制作

地産地消の取材を終えて

先月、地産地消について記載した。今回は、その後日談である。取材を終え、そろそろ地元グルメという冊子が完成を迎え、相鉄沿線のラックに置かれる頃だ。ご自身の顔や言葉がどういう具合になって掲載されるのかと、ご協力いただいた方の中には楽しみに思ってくださっている方もいらっしゃるかもしれない。そう思えるほど、…
外国人向けの広告について考える 外国人向け広告

外国人向けの広告について考える

外国人向けの広告媒体が増えているのをご存知だろうか?媒体としてはフリーペーパーや新聞、ネットもあるのだが、現在、紙媒体が以外とのびている。弊社はその中の新聞媒体に関わることになった。日本に暮らす中国人の方向けの新聞である。とはいっても、記事内容は、日本の紙面を中国語に変えただけで、広告のみ全く別物が…
20周年目の(株)ルラックの夢 広告業界

20周年目の(株)ルラックの夢

毎年、春休みや夏休みを利用して、美術系の学生さんが研修にやってくる。この春も同様で、就職課の先生からそういった連絡があった。今回は何を話してあげられるのだろうかと、過去を振り返っているうちに、なんと弊社が20年目を迎えていることに気がついた。なんとなく、そろそろだな!とは思っていたものの、あらためて…
今どきの!クリエイティブディレクターの仕事 プランニング

今どきの!クリエイティブディレクターの仕事

先週、WEB戦略はWEBサイトを素敵に作ることでは当たり前で、それ以上に大事なのは、いかに実践企画を組み合わせられるかであるというお話をしましたが、クリエイティブディレクターの仕事は、今や、クライアントに合わせた企画を考えられればいいということではなくなっている。 対ユーザーに向けたオリジナルの企画…
電子書籍の時代のクリエイティブとは プランニング

電子書籍の時代のクリエイティブとは

「趣味は読書」という斎藤美奈子さんの本をご存知だろうか?自称・他称の”本好き”は、人からベストセラーの感想を聞かれることが多いため、いろんな本を読まないと・・・、だが本好きにはベストセラーを敢えて読まないという、私みたいなヤツも以外と多いと思う。で、「わたしが代わりに読んであげました」というのがこの…
地元食、地産地消を単なるブームにしたくない デザイン制作

地元食、地産地消を単なるブームにしたくない

B級グルメブームにはじまり、所謂、ご当地グルメによる町おこしが全国的に活発化している。そこへ、農林水産省の施策から派生した地産地消という考え方が推進され、注目を集めている。各地の地産地消の取組はすごく好感のもてるものが多く、実は私も、近々に取材してまわる予定である。現況はクライアントから企画の了承を…
取材でしかわからない奥日光の魅惑 取材

取材でしかわからない奥日光の魅惑

日光から中禅寺湖へ向かったら、いろは坂の途中の明智平でロープウエイに乗って天空へ上ってみよう。そこには行ってみた人しかわからない、なんとも美しい絶景が待っているのだ。山々に囲まれた谷底に中禅寺湖を見下ろし、正面には華厳の滝…、中禅寺湖には守り神である龍が住むという伝説がある理由がよくわかる。 さて、…
取材で出会った日光エリアの輝き。 取材

取材で出会った日光エリアの輝き。

弊社で制作している「栃木・埼玉エリア 小さな旅」の冬号が完成して、JR駅のラックに並んでいます。 私が日光へはじめて行ったのは、小学校の修学旅行。その後、友人と、それから家族と。 小学生の時は眠り猫と三猿、いろは坂くらいしか、よくわからなかったなぁ。大人になって出かけてみて、その凄さがようやくわかっ…
ワインよりも、日本酒!利き酒大会に見た根強い人気とは? 取材

ワインよりも、日本酒!利き酒大会に見た根強い人気とは?

銀座で行われた一都三県蔵元交流会という、所謂、利き酒大会に行ってきた。東京・千葉・神奈川・山梨の酒蔵がたくさん集まっての開催だ。日中は業者向け、夕方からは一般向け開催と2部構成。私は昼間は無理なので夕方の部を覗くことにした。会場には40件くらいの酒蔵がずらり。受付でお猪口を受け取った来場者がぞろぞろ…