電力削減にどう取り組めるのか!
2011年10月23日
2020年5月18日
震災以来、日本はいままでのツケが回ってきたかのように、どんどん大きな問題が浮上して、もはや政治だ云々だと人のせいにしていても、なんら解決にならないところにまで来ている。
弊社はクリエイター集団なので、総理に掛け合える訳でも、東電に文句を言える訳でもない。そんな我々が「できること」を考えようと「がんばるニッポン運動」をスタートした。
我々は商業ベースにのったクリエイターなので、基本となる考え方は無論ボランティアではない。経済活動を行い、税金を納めることができてこそ、経済が回る。この発想から、今、いくつかのビジネスプランニングが生まれている。
そのひとつが電力削減だ!
さてここからが本題で・・・
電力の現状は
- 夏は何とか乗り切れたものの、冬の方が電力は上がるため厳しい現実に直面している。
- 省エネ法の改正により、CO2削減義務による罰則が15%と厳しくなっている。
そこで、電力を削減するには、まず一番くっている電力は何なのだろうかを、考えてみた。
食品スーパー業種では、空調、ショーケース、冷蔵庫など、冷凍を含むと電力消費のうち空調比率が50%を超えている。その他の業種でも、オフィスビルで48%、医療関係でも38%と、空調比率が高いのが現状だ。
空調の消費電力を抑える方法とは
- コンプレッサーの動力を使うもの
- 冷媒ガスによってコントロールするもの
- 電源のオンオフでコントロールするもの
- 散水する方法
しかしこれらにも、いくつかのデメリットが存在する
- 電源オンオフするシステムは、オフの間は当然ながら温度が上がるが、次にスイッチが入ると急冷するので電力削減はあまりできない。
- 散水する方法は、夏しかできないが、夏は効率は上がる。しかし、水を使うので腐食する、水道水のカルキが詰まるといった障害を抑えるためにメンテナンスが必要だというデメリットがあるのでコスト削減は難しい。
この散水システムは、今、日本の企業で、一番利用されているシステムだ。アルミフィンの寿命が短いので、リプレイスを促しやすく、散水システムだと空調は、5年程度の寿命となるだろう。
いま、弊社では、デメリットのない、動力の抑制と熱交換システムで
コントロールする方法で20〜35%省エネ達成する取り組みが始まっている。