東京ビッグサイト・N+(エヌプラス)スパコン出展の様子

本日まで東京ビッグサイトで行われていたN+(エヌプラス)では、
次世代へ向けた製品開発、ものづくりの材料と技術が展示されていました。
ジャンルは、自動車、エネルギー・エレクトロニクス、
飲料・食品、メディカル、航空・宇宙など。

そのエネルギー等のコーナーでは、出資会社である伊藤忠さまのブースに、スパコンが展示されていました。

あまりにシンプルな形状ゆえに、スパコンは、どうやってくっつけるのか?というお声をいただくことが多い中、
この展示では、室外機に装着したイメージで展示されていましたので、とてもわかりやすかったと思います。

なんと3日間の展示で、1日凡そ70名の方から説明を求められて、製造メーカーの担当者は、うれしそうでした。来場者の興味の程が伺われますね。

私が興味をもった製品や技術は、宇宙に行った織物技術だったり、
直接、太陽光を取り入れる照明だったり・・・、小型のオート三輪みたいな電気自動車もあったな〜。スマートグリッドは、これから・・・、ってイメージだったかな〜。

大手の電気自動車は試乗会も行われ、楽しいブースになっていましたね。
でも大手だけではない色々な規模の、いろいろな会社の力作が来ていました。

そういった素晴らしい技術に肩を並べるスパコンも凄いです。空調では、他に勝てるものはないとあらためて実感しました。

エネルギー関連のブースでは、他にデマンド系の設備、蓄電池、太陽光発電パネルがありました。が、
これはと、目を引くものは、先に述べた「太陽光を取り入れる照明」で、他にはなかったですね。断然、スパコンの威力が凄いです。

オフィスや店舗での電気使用量における、空調の比率は48%(資源エネルギー庁資料)です。
それを削減する方法は、一般には、デマンドカットのような「間引き運転」(一定時間の電源を切る)と、自己努力での温度設定以外にはありません。

しかしこれには、我慢と制御が必要です。

でもスパコンを付ければ、その我慢や制御に頼らなくてもよいのです。

NTTデータセンターは、早くにスパコンを導入してくださった会社ですが、それは何故か・・・、我慢と制御に頼っていたのでは、大変な場所だからですよね。
あまりのヒートアップで、毎年のようにコンデンサーそのものの入替えを余儀なくされていたという状況もなくなり、大変喜ばれたそうです。

最近では、西友さまや、製造メーカーさまなど、多くの方々に利用されはじめています。

13時からは、スパコンのセミナーも開催され、多くの方が参加してくださいました。

その中で、類似品A社、B社の話題もありましたが、似ているのは「室外機に直接くっつける」という工程だけで、やはり中身の大きな差は利用されている方々の話しからも伝わって来ていますね。

その差違は、根本的な節電効果の割合の違いはもちろんですが、
スパコンは10馬力以上でも設置できるし、縦横問わず設置できるなど、細かな仕様にも差があります。

スパコンの構造そのものが、非常に単純明快にできていること。それを特許製品としていることで、唯一無二の製品となっていることに間違えはないようです。

会場では、スマートグリッドに関しても、いくつかの提案が成されていました。
日本にはいい技術もいい製品も、たくさんあります。

弊社では、スパコンや、今回出会えたような、良い製品と良い技術をさらに追いかけて、本当の意味でいい環境、スマートな暮らしを訴求できるような、プランニングをしていきたいな〜とつくづく思うところであります。

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  • ルラックのクリエイティブmission blog 著者の 株式会社ルラック 代表取締役 紀中しのぶ です。
    どんどん大きな社会問題が浮上していく中で、クリエイター集団の「私たちにできること」をアイディアとして考えていく「仕事のアイディア」では、いくつかのビジネスプランニングが生まれています。デザイン力・企画力・技術力・長年培ってきたノウハウを、この小さい会社の経営者が全ての方に向けて公開していきます。
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