取材でしかわからない奥日光の魅惑
日光から中禅寺湖へ向かったら、いろは坂の途中の明智平でロープウエイに乗って天空へ上ってみよう。そこには行ってみた人しかわからない、なんとも美しい絶景が待っているのだ。山々に囲まれた谷底に中禅寺湖を見下ろし、正面には華厳の滝…、中禅寺湖には守り神である龍が住むという伝説がある理由がよくわかる。
さて、こうして中禅寺湖へ向かい、あのトリックの一場面のような場所がある中宮祀や木彫りの勇壮なご本尊が安置される中禅寺を取材してまわり、奥日光へ。
湯ノ湖周辺は、本当に美しい自然スポットで、おもしろいことに日光山の輪王寺が管轄する温泉寺という小さなお寺があり、なんと日帰り温泉として利用できるという長閑さだ。
特に多くの方に見ていただきたいのは、湯元の湯の小屋が立ち並ぶ幻想的なこの世のものとは思えないような風景だ。その神秘的な素敵さを言葉ではお伝えできないのが残念でならない。たとえば、あの恐山はあの世の様をあらわすと言われているが、それならば、恐山が陰であり、湯元は陽であろう。あの世がとてもゆったりとしたいいところに見えてくる。
近くには奥日光高原ホテル、奥日光小西ホテルがあり、どちらも素晴らしいサービスのゆき届いたホテルである。高原ホテルはゆったりとしたスペースがあり、温泉も素晴らしい。小西ホテルは観光アドバイスが充実していて、温泉も素晴らしい。
冬は、雪見風呂。かまくら祭りも行われている。私たちの作成した「小さな旅」を手に、ぜひ、出かけてみてください。
取材コースと本当の旅のコースの作り方の違い!
(1)取材では、その取材スポットが空いている時間に伺うのが鉄則。
(2)風景撮影は朝がきれい。
(3)人物や店舗の取材は、事前アポを入れて。
よって、本当の旅とはまったく違うまわり方になるので、時間単位でスケジュールを作成しておきましょう。