地球が納得する未来について 1)リモートワークや授業が、日常になると・・・

*写真はzoomの資料です。

前回、地球が納得する未来について、いくつか項目をあげておいたので、一つずつ考えてみようと思う。

一つ目は、リモートワークが日常なら、必要な時だけ通勤。満員電車がなくなる

日本でリモートワークが進まない、心理的遡上

個人的な意見をしっかり主張できる国民性があるアメリカ、カナダ、フィンランドなどは、働き方にも柔軟な考えを持っている人が多く、リモートワークが根付いている。
しかし、個人より先に、自分が会社のどのポジションにいるとか、部署がどこだとかということに拘る組織中心の社会では、会社から離れて仕事をすることに不安があり、なかなか根付かないという現状がある。
しかし、これは、使ったことのない人の嫌悪や不安であり、スマホ大好きで、チャットやSNSでの一体感も友情とまで感じられる国民性をもつ日本人としては、食わず嫌いとしか、言いようがない。

やってみればかなり一体感が感じられる筈!

インフラ整備が整わない社会的遡上

通信環境を、水や電気・ガズといった、どうしても必要なもの。という風には、とらえていない人が多く、スマホがあればとりあえず何でもできるし〜、的な発想で、自宅に個人用のPCがない、ネット環境がない、という方も意外に多いようだ。
スマホの毎月の料金が高く、そこまで回らない。という話も聞く。
今回のコロナ問題では、会社のリモートワークを整備する資金は融資されるようだが、個人宅でのネット環境の整備が進まないと、絵に描いた餅に終わる。
どうせこれからは、電気ガス水道と同じように、なくては生活できないもの!になるのだから、この際、国民全員がネット環境を持てるように政府が考えるべきだと思う。まず、ここをやっておかないと遅れたままになる。

まず環境を整えて、使ってもらう!
そうすれば一気に加速するだろう

現状はzoomやYouTubeだが・・・

オンライン授業なら、あらかじめ講義をムービーにしておいて、これを共有しながら授業を進める。
会議も同様であろう。
zoomならば、その場で話し合いができる。配信動画によるチャットでのやり取りならYouTubeかな。
でも、日本人の心理的遡上を打破するためには、zoomくらい簡単に使える日本人にあった日本版の無料ソフトがあって、LINEのように誰にでも浸透させることが必要だと思う。いまどき、LINEもやっていないの?と言われるのが嫌で、PC嫌いの上司でもそれくらいはしている。そういう状態にまで持っていけるようにするには、zoomやYouTubeじゃダメなんじゃないかな?
LINEもzoomもセキュリティー面の微弱性が問われている部分があるので、その辺も打破した、ぱっと使える会議アプリ(ソフト)が待ち遠しい。

海外では?

海外には、もはやリモートワーク中心の会社や現実のオフィスを持たない会社もある。今後、コロナが終息しても50%はリモートで活動を続けられたら、満員電車がなくなる。
そして一番大きなことは、会社に行っていること、仕事をしていることが、個人の成果ではなく、結果を出していくことが仕事なんだという世界観に変わっていくということ。
地球のどこにいても、仲間とは繋がり、相談もできて、確実な成果を上げていくことができる。

そういう社会に変わっていく。

前回、地球が納得する未来についていくつかあげた項目
1、リモートワークが日常なら、必要な時だけ通勤。満員電車がなくなる
2、TV会議が日常なら、海外出張も減る。飛行機の本数も減る
3、現場ではロボットが働き、それを家でコントロールするワーカー
4、リモートワークが主体なら、故郷に住んでも第一線で働ける
5、リモートワークが主体なら、人口が首都に集中しなくなる
6、3Dショッピングが日常なら、家で買い物ができる
7、宅急便は、ドローン宅配なら、倉庫で操作。交通量が減る
8、土日の価値観も変わって、趣味の場の混雑も緩和できる
9、電車は、毎日の通勤電車はなくなり、必要な時に乗車するものになる
10、普通の電車も、個人ボックス席がつくれて、快適になる

つづきはまた後日ら、地球が納得する未来、その他の項目についてのイメージを考えたいと思います。

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  • ルラックのクリエイティブmission blog 著者の 株式会社ルラック 代表取締役 紀中しのぶ です。
    どんどん大きな社会問題が浮上していく中で、クリエイター集団の「私たちにできること」をアイディアとして考えていく「仕事のアイディア」では、いくつかのビジネスプランニングが生まれています。デザイン力・企画力・技術力・長年培ってきたノウハウを、この小さい会社の経営者が全ての方に向けて公開していきます。
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