日本人のもつ抗体から見た日本のワクチン研究

アメリカVS中国のバトルは

武漢ウイルス研究所が、新型ウイルスと同種のコロナウイルスを研究していることはすでに知られている。トランプ大統領は、この実験室から漏れたウイルスが、世界的大流行の原因になった可能性があると発言し、中国政府当局者は、この可能性を全面否定した。と多くのメディアが取り上げている。しかし、それを知りたければ、日本のTVニュースでも取り上げて、その後、音信が途絶えた陳秋實さん(34)、方斌さん、李澤華さん(25)たちを探したら何かわかるのではないだろうか?

取材・発言ができなくなってしまう。身柄を拘束されてしまう。こういう話は第二次大戦中には日本でもあったようだが、今の日本ではピントこない。

きっと真実は、中国側の誰かが証拠とともに掴んでいるだろう。主義主張は違えども、命に関わることだから、きちんと世界に開示してほしいものである。

市場だろうが、研究所だろうが、変異前・中間・変異後のルーツを研究して、このウイルスの起源がわかれば、対応策はもっとあるはずだから。たとえアメリカが悪役に名乗りを挙げていても、この後押しは、今、アメリカにしかできないだろう。ここはひとつトランプさんに頑張ってもらいたい。本当の中国の学者の意見を聞き出してほしい。

日本での死亡率の低さのに関する謎

日本の死亡率が欧米諸国と比較して低い。この理由について、世界的にも注目されている。

マスク、手洗い&うがい、BCG接種、保険制度が挙げられているが、それだけでここまでの差が出るのは不思議?と皆んなが思っていたし、わからないながらの期待もある。

日本の研究チームから、この理由について、人種間での遺伝学的な相違が関与する可能性が大きいと推測するという発表があった。日本の研究チームや研究のポイント・詳細は、新型コロナウイルス感染症の遺伝学的知見に基づいた COVID-19粘膜免疫ワクチンの研究開発を促進している東京大学医科学研究所HPに紹介されている。詳細は、そちらを見てほしい。

ここではいただいた資料をもとにプランニングするのが本業という私としては、庶民的な話として掻い摘んでいく。

まずは前置きとして、免疫とは

例えば、花粉症や日光アレルギーだって、反応しない人と、ひどい反応を示す人がいる。未知のウイルスも簡単にいうと同じような仕組みで、体内に入って感染すると、これを排除するために身体が働く。この仕組みが「免疫」と呼ばれるもの。

免疫には、人が生まれつき備わっている「自然免疫」というものがあり、それは感染するとすぐに働く。その後、やや遅れて特定のウイルスに感染した細胞を認識して除去する働きをする「獲得免疫」がある。

この「獲得免」が、一旦成立すると、次に同じウイルスに感染した場合には、速やかにそのウイルスを排除できるようになるという、まったく人のカラダには良くできた仕組みがあるとものだ。

人によって違う免疫

研究チームのいう「人種間での遺伝学的な相違」としているところだが、日本人はこれらの免疫反応が欧米人と違うのではないか。という推測の元、研究を進めているということのようだ。

COVID-19で重症化した人、軽症の人・ほぼ無症状感染の人の遺伝子配列を決定して、両者の違いを見つけ、日本人特有の遺伝子を特定できれば、重症化する人の予測、それに伴う治療薬の開発、ワクチン開発の加速につながるという。素晴らしい方向性が見えてきている。

また過去の類似ウイルス流行による潜在的獲得免疫の存在の可能性についても、研究チームは触れている。多くの世論でも上がっている、この毎年風邪のようなコロナウイルスがあって、次第に抗体ができているという、風土病のような説。

ニューヨークで対策が後手に回ってパンデミックになった直後、次は日本だ!ってみんな心配した。日本の対策がニューヨークに比べてものっすごく優れていたとは言えない、日本も後手に回っていたのだから。ある意味では世界中のみんなが頑張っていた。でも結果は日本ではパンデミックは起きなかった。

日本人には欧米人と違う免疫があるのかもしれない。

この謎の答えが、COVID-19を終息させる手がかりになるという推測から日本の研究チームは取り組んでいるようだ。

やはりウイルスの起源は重要だ!

中国政府は武漢市場から資料を採取している。

COVID-19が初期段階で人に感染し始めたころのもの、その直前のもの、一気に拡散し始めた頃のもの、とその中国で採取した資料には、ウイルスの本当の意味での起源が潜んでいるのかもしれない。どうなのだろう?開示されない以上わからないままだ。

ここで、ウイルスの起源が明確になれば、日本の遺伝子による研究もさらに加速できるだろう。

例えば、COVID-19に感染すると、まず「自然免疫」が反応し、次に「獲得免疫」が反応し、そのままある程度抑えることができれば、治ってくるのだろうか。そういった重症化させないメカニズムを持っている人と持たない人の違い!

武漢の市場ではじめて人に感染したCOVID-19は、今まであったコロナウイルスと似ていて、それに対する免疫力が日本人には多くあるのだろうか?など、ある程度の段階変異へのアプローチがわかれば影響は大きいと思う。

どうか中国の研究者の方、地球規模でみんなで前に進んでほしい。

なぜか、姿が見えなくなってしまっている中国の研究者の方、ジャーナリストの方たちの意見が聴ける日が待ち遠しい。

秋からCOVID-19が大きく活動する前に

アメリカなのか、中国なのか、ドイツなどヨーロッパなのか・・・。

どこがこのウイルスの起源をしっかり表示できるか、そしてそれを生かして、人類を安全な方向に導けるか。これが今後の生活の鍵になりそう。それができた国が、今回の真のリーダー国となるだろう。

日本もその中の1国だ。

この日本チームの研究に大いに期待したい。つぎの発表を待ちましょう。